ホスピタリティー・感動のサービスが実現する時
余命わずかのバースデー(猿カフェ)
飲食店には、いろんなドラマや一生に一度の感動の瞬間があります。名古屋を中心に展開している『猿カフェ』のお客様からの感動メールをご紹介します
バースデーケーキもちろん私はスタッフの方には何も話していません。彼女も私もただ驚くばかり…(中略)…案内してくれた笑顔の素敵な女性か注文を取りにきてくれた男性が、もしかしたら察してくれたのかなと思いますが、何しろ大変感動しました。 更には特別にチョキで写真も撮ってくれました…(中略)…笑顔が印象的な男性スタッフで、最後までお見送りもしてくださいました。実は彼女は重い病に冒されていて、余命を宣告されずっと入院していたんです。ですが彼女の希望で誕生日だけは病院から出たいとのこと。親友であり看護師でもある私が常に同行することで外出許可を得ました。彼女が昔からカフェでくつろぎたいと言っていたことを思い出して立ち寄ってみたら、オシャレな店内、くつろげる席、魅力的なメニー、素敵なスタッフ、驚きのサプライズ…帰る頃には感動で胸がいっぱいでした。彼女は“来年は(誕生日を)迎えられないだろうけど、これ以上の誕生日はないから、迎えられなくてもいい”と言っていました。とても辛い台詞ですが、彼女をここまで喜ばせることができたのは猿cafeのおかげです。誕生日を迎え、あんなに元気だった彼女が、嘘みたいに2日後に息を引き取りました。一段落したところで、どうしてもお伝えしたく、メールさせていただきました。あの時もらったチョキは私の一生の宝物であり、彼女の形見です。暗い内容になりましたが、猿cafeの皆さんにはとてもとても感謝しています。本当にありがとうございました」
店舗 飲食店は幸せの瞬間をお手伝いするビジネスですね。大変感動しました。もっともっと生きたかったと思います。若い彼女のご冥福をお祈りします。ありがとう猿カフェ刈谷店、これからも素晴らしい店作りをして下さい!