繁盛店を目指すなら優良なフランチャイズに加盟しよう!

ブームを超えて、グローバルティーカフェへ

株式会社ゴンチャジャパン

ゴンチャ(Gong cha)は株式会社ゴンチャジャパン(代表取締役社長 角田淳)が経営する台湾発祥のグローバルティーフェで、現在日本国内にて約170店舗(直営20%、FC80%)を展開中。タピオカブームが去った後のコロナ禍においても、毎年20店以上の出店を続けており、2023年には過去最高となる2128万人という客数を記録した。
ティーカルチャーの創造と定着を目指すゴンチャの掲げるミッションは、「Brewing Happiness(幸せを淹れよう)」。Values(私たちの価値)として、以下の項目を挙げている。
・GENUNE(誠実) 最高の自分を表現し、個性と情熱を大切にします。
・RESPECT(尊敬) 多様性を受け入れ、お互いを尊重します。
・EMAPATHY(共感) さまざまな意見に耳を傾け、お互いを思いやり、繋がりを深めます。
・ADVENTUROUS(大胆) お客様やチームのために、失敗を恐れず、期待以上の行動に全力を尽くします。
・TEAMWORK(チームワーク) 〝GREAT〟を体現し、愉しみましょう!
今月は、ゴンチャジャパン事業開発部 部長の今井健二氏にお話を伺った。

角田社長、サブウェイからゴンチャへ

角田社長は1971年生まれ。父親の仕事の関係で生まれてすぐブラジルへ渡り、小学校入学直前まで生活していた。南米育ちなのでポルトガル語、スペイン語を話し、日本語を使うようになったのは小学生になってからだという。
中学生からは静岡県内の学校で寮生活をしながら学んだ。高校卒業後はアメリカの大学に進学。もともとグローバルな環境で育っているので、海外の大学へ進学するのは自然なことだったようだ。ちなみにお姉さんは高校から渡米している。
大学卒業後に帰国して大手自動車メーカーに勤務。その後独立してスポーツ・音楽イベントの企画やマネジメントを行う事業を手がけた。2010年、知人の紹介でサブウェイに入社。マーケティングや経営企画に携わり、2016年、社長に就任した。新商品や新型店舗開発、デジタルシフトなどに注力し、2019年度からは既存店売上を大幅に改善した。サブウェイでのこの実績を評価され、2021年、ゴンチャジャパンの株主たちから同社へのオファーが届いた。
ゴンチャが日本に初めてオープンしたのは2015年。2018年から空前のタピオカブームが始ま り、ゴンチャのタピオカドリンクも10〜20代の女性たちに支持され、店の前には連日大行列ができた。業績が伸び、店舗数も拡大したが、やがてこのブームが終わり、タピオカドリンクの店は次々と姿を消した。ゴンチャジャパンも粥を導入したりコーヒーを始めたりと迷走しはじめ、経営トップの入れ替わりも行われた。そういったタイミングで角田氏が入社し、社長に就任したのである。

ゴンチャ文化の定着

角田社長就任当時(2021年10月)の店舗数は約100店。ブーム終焉やコロナの影響で売上が落ち込み、社内の活気は希薄になっていた。だが角田社長のもとで社内の団結力を高め、「新しいティーカルチャーの創造と定着・繁栄を目指す」というゴンチャの原点に立ち返って全員で突き進んだ。これによりゴンチャジャパンが進めてきたティーカルチャー文化が徐々に浸透し、店舗数も着実に増えて、現在は170店に至る。前述したように、2023年にはブームの時を超える2128万人という客数も記録している。
ゴンチャの文化とは「自由にティーを楽しむ」こと。ゴンチャファンの多数を占める10〜20代の若い世代はすでに、カスタマイズしたティーを楽しむすべを知っているのだ。「当面の目標は200店舗です。将来的には年間の来店数を4000万人に持っていきたい。その時には400店舗が視野に入ってくると思います」と、今井部長は語る。

ゴンチャFCビジネス、4つの魅力

1.高品質(上質な台湾茶)

ゴンチャでは、ティーバッグや粉末ではなく茶葉のみを使用。厳選された高品質の茶葉を使用し、それぞれの茶葉の風味が最も引き出せるよう、抽出時の湯温や抽出時間を茶葉ごとに変えている。また全てのお茶とパール(タピオカ)について、店内で作ってから4時間以内を賞味期限とし、常に最も新鮮な状態で提供している。

2.人気(圧倒的なブランド力)

2006年に台湾で誕生したゴンチャは、今や世界で1500店舗以上を展開する世界規模のブランドとなった。日本でその認知度は上がっている。タピオカなどの一時的なブームではなく、ティーの美味しさを愛するコアなファン層は着実に増加中で、2024年?月現在の売上前年比は120%以上と大きく伸長。この圧倒的なブランド力と商品開発力により、業界トップクラスのスピーディーな投資回収を実現させている。

3.新しいスタイルの定着

ゴンチャのティーは、温かみがあって黒糖とよく合うウーロンティー、香り豊かなジャスミングリーンティー、風味豊かでミルクと相性抜群の紅茶など、いずれも魅力的なティー揃いだ。ゴンチャではこのような美味しいティーを、従来のようなアフタヌーンティーとして楽しむだけでなく、テイクアウトやカスタマイズといった新たなティースタイルを生み出すことで、若い女性層の支持を得てきた。それが今、性別や世代の枠を超えて広がりつつある。

4.万全のFCサポート体制

開業準備・開業後のいずれにおいても、万全体制でFC加盟企業をサポートしている。 事業責任者(GM)と店長・社員候補者については、直営店で約1ヵ月半の研修を実施。クルー(アルバイトスタッフ)については、3週間のトレーニングで基本の接客技術、商品作り等を習得することが可能だ。
開業後はFBL(フランチャイズビジネスリーダー)がしっかりとサポート。FBLは加盟企業10社程度を担当。DX化により、店内のカメラでピークタイムの指導もしている。
またCS(顧客満足度:あなたはゴンチャを周りの人に勧めたいですか?)に関しては、QRコードを活用してチェックしている。さらにES(従業員満足度)については、定期的にクルーへのアンケートをおこなっている。ゴンチャでは、ESが高いほどCSの評価も高くなり、売上を成長させているという明確なデータも出ている。

FCオーナー様の声

アルフォンソ株式会社は、ゴンチャを10店舗展開している企業である。その代表取締役会長を務める尾藤一人氏は、ゴンチャFCの魅力について以下のように語っている。「弊社は、新たな収益の柱を探していたところ、2016年にゴンチャと出会いました。以来私はゴンチャのファンで、加盟は2020年と遅かったのですが、コロナ禍でも優良物件を押さえるために出店し、現在大きな収益の柱となってくれています。
また、本部の角田社長は大変優秀な方ですが、加盟店の気持ちも分かっていただけるだけでなく、人間的にも非常に魅力的な方で、共にゴンチャブランドを創っていけることに大変やりがいを感じさせていただいております。
こういったエモーショナルな部分は、長くFCをやっていく上で私にとっては大変重要です。 2020年の1号店出店から、現在10店舗体制(2024年7月)で運営していますが、その間、本部の方たちに物件紹介、支援、運営サポート等、大変お世話になっております。また、加盟店がしっかりと継続的に収益を上げられるように多々配慮していただいており、非常に感謝しています。
最後に、手前味噌になりますが弊社の社員たちは大変素晴らしく、クルーの皆さんも良い子ばかりです。皆ゴンチャが大好きで参画してくれていますが、こういった考え方のベクトルが合っている仲間とともに事業を行っているのは、オーナーとしてこの上なく幸せなことですし、それが私にとってのゴンチャブランド最大の魅力です」

飲料市場に占める喫茶業界のシェアはまだ17%ほどに過ぎず、これから拡大する余地を大きく残していると言える。ゴンチャではこの市場において、400店舗を視野に入れて前進している。ただし数字には縛られず、まずは「ブランドの360度確立」を目指しているとのこと。 これからの展開がますます楽しみなティーカフェブランド、ゴンチャである。



開業資金と収益モデル

<開業資金>
加盟金200万円
保証金300万円
出店サポート30万円
設計管理工事費500万円
----------
初期投資  3500万~4000万円

<収益モデル>
原価  万円(%)
人件費  万円(%)
家賃  万円(%)
ロイヤリティ  万円(%)
その他経費  万円(%)
----------
償却前利益      万円(%)


【企業情報】

社 名 株式会社ゴンチャジャパン
設 立 2015年 3月25日
所在地 東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋6F
代表者 代表取締役社長 角田 淳
TEL  03-5422-13871
URL  https://www.gongcha.co.jp/




バックナンバーページへ